「花はんめ」

「花はんめ」というドキュメンタリー映画を観てきました。

一週間前の話なんだけど、ぐるぐる考えがめぐってまとまりがつかなくて、
今まで書けないでいたの。

同じく在日一世をテーマにした「HARUKO」が思いがけず なかなか良い
作品だったので、翌日5/14に札幌でこの「花はんめ」の上映会があると
聞いて、背中押されるように行ってきました。

ちょうど札幌では韓流イベントまっさかりで、イケメン俳優の映画や
写真展などやってるので、比べて地味なこの映画にそう参加者はいない
だろうとタカをくくってたんですよ。
会場に着いたら、なんと当日券は売りきれと!

「2時間かけて来たんです~なんとか・・・(>_<)」 と
あきらめきれずにねばっていたら、片方しか前売り券もってないって、
親子でいらしてた方が券を譲ってくださいました、らっきーv(^○^)

で、映画。
特にストーリーがあるわけではなく、在日一世のおばあちゃんたちの日常を
4年間に渡って撮りつづけたものです。

このおばあちゃんたちがとにかくかわいい!
撮影なんて全然おかまいなしで、「あんたも食べなさい」とカメラマンや
スタッフにお茶やキムチをすすめたり、ロックにあわせて歌ったり踊ったり、
わいわいと水着を選んでプールで子供のようにはしゃぐ姿、天真爛漫としか
いいようのない姿になんども爆笑。

だけど、若い頃は良いことなんてひとつもなかった、夢なんてなんもない、と
インタビューに答える姿。 いまがいちばんいいよ、と。
特にどんな苦労があったとか語られることはないのに、それが、よけいに
裏側にあるものを想像して考えざるをえなくなってきて。
そのうちに自分が笑いたいのか泣きたいのかもわからない複雑な気持ちに
なりました。 笑える場面でも後半ずっと泣いてた・・・(;_;)

強制連行があったとかなかったとか、過去の事実がどうとか、国と国とか
じゃなくて、一人ひとりがどんなことを考えてどんな暮らしをしてるのか、
今のこのおばあちゃんたちを見て欲しいと思った。 
実際にいま、こうして日本で暮らしていかなきゃならない人がいる。
その人達とこれからどう共存していくか。

・・・このへんになるともうあたまぐるぐるです・・・(@_@)
何回もいろんなこと書いたり消したりしたけど、やっぱりうまくかけないよ。

ほんとは、そんなあんまり難しく考えなくても楽しく見れる映画だと思います。
ほんとは「韓国嫌い!」ってひとにも見てもらいたいんだよなー。
若い人にも。 知ることが大事ですね。


公式HP
http://www.hanahanme.com/


映画のあとには雑談会がありました。
300円のカンパで、ご飯とキムチ、トックッ(韓国雑煮)、韓国のり、
とうもろこし茶のランチ(^。^)
亡くなったご主人が韓国人だったって方とか、様々な方がいらしてたけど、
私のようなミーハー韓国好きはおらず、多分私が最年少でした(^_^;) 
上の方、ご主人が酒のみで苦労したって。
おお、ここにも「血と骨」が・・・。 やっぱり男性は逆境に弱いのでしょうね。
もっと当事者のお話が聞きたかったのですが、ここには「花はんめ」は
いらっしゃらないようでした。
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by nora426 | 2005-05-21 12:55 | 洋画・邦画