「HARUKO]

ドキュメンタリー映画「HARUKO」観てきました。

現在焼肉屋を営んでいる長男が撮り続けた在日一世の母の姿。
一時は映画の道を志して、朝鮮総連のカメラマンを勤めていた息子だから
残せた貴重なフィルム。 この時代にこういう映像残せたのはすごい!!

新天地を求めて日本に渡ってきた春子(通名)さんは、家族を支えるために
ヤミ商売をして逮捕されること37回。 だんなはと言えば酒と女と博打。
ヤン・ソギルの「血と骨」そのまんま。 母が強くならざるを得ないわけだ。

もうちょっと重い内容かな、と思ってたんだけど、春子おばあちゃんがすごく
かわいらしくて、日本語と韓国語混じりで息子とケンカするシーンなんかは
ほのぼのして笑えました。

c0042941_10212443.jpg
             (なんど見ても うちのばあちゃんそっくり・・・)


いつのまにか、2年前になくなった祖母と重ねあわせ、観ていました。
祖母の人生もどんなだったろうと、生きてるうちにたくさん話しておけば
良かったと、いまさら後悔しても遅いのですが。
満州からの引き揚げで、2度の結婚歴があって・・・くらいしか聞いてないな。

長男だった私の父が農家たたんで都会に出たものの、仕事が思うように
行かなくて、しばらくは祖母が焼肉屋など商売転々として生計立ててました。
なんで焼肉屋だったんだろー? ほんとに日本人だったのかと、疑問が
わいたときにはもう確かめるすべもなく。
春子さんそっくりなパワフルなばあちゃんでした。

在日の方の暮らしぶりとか、結婚式や法事など、普段目にすることのない
ものを見れたのもとても貴重だったけど、国籍に関係なく、母とは家族とは・・・
と、あらためて考えさせられる映画でした。

「HARUKO」公式HP
http://www.fujitv.co.jp/haruko/
[PR]

by nora426 | 2005-05-13 22:23 | 洋画・邦画